入門編、入手

中国美術(書画)に興味がありつつ、そのままになっていたのですが、本日ようやく入門編の本を入手してきました。
「すぐわかる 中国の書」東京美術
「台北国立故宮博物院を極める」新潮社/とんぼの本

書のほうはタイトルどおり入門編といった感じで、古代〜清代までの代表的な書を順に紹介してくれる内容です。
早速読んでみてますが、楷書って行書や草書の後に完成されたものなのですねぇ。逆かと思ってました!
中国美術どころか、歴史そのものの知識が怪しいので、年表をみながら頭に入ってるんだか入ってないんだか、ノロノロ読み進めていますが、入門編としてはなかなかわかりやすくて良い印象です。
でも、できたら合わせて書そのものの基礎みたいなのも知っておきたいなぁと思っています。
篆書、隷書、楷書、行書、草書…それぞれのイメージはあるのですが、実際の筆の運びかたなどの「決まり事」、これが書の発展に重要な影響を及ぼしているわけで、それがわからないと理解も深まらない…
次なる課題ですね。

故宮博物院のほうはまだ手をつけていません。
こちらは故宮博物院そのものを知りたかったというより、初心者が中国美術の概要を追っかける上で最良の資料館じゃないかしら(何しろ紫禁城にあった重要な宝物はほとんどこちらに持ち出されたということですからね)、というのと、やはり内容のわかりやす「そう」さで選びました。故宮博物院には一度行ってるのもあります。
あと、中国美術の流れを知る上で「北宋・南宋」という時代がキーだと聞きかじったことがあったのですが、ぺらぺら中を見たところ、まさにその単語が出ていたので、これは良いのかな、と。
でも読んだらまた台湾行きたくなっちゃうこと必至だな…

本屋では、中国美術(書画)というのを、できたら日本のそれとの比較で知りたいという視点で書架をあさりました。
というのも、日本の書画にはさほど魅かれない私が、中国の書画にはものすごい魅かれる、その理由を知りたいと思ったからです。やっていることは同じ(に見える)なのに、一体何が違うのかしら?と。
が、ないですね!そんな資料!!
まぁ私の知識がなさすぎて、超・入門編のものでないと読めない、という制約が大きいとはいえ、そもそも中国美術に関する本がめちゃくちゃ少ない。書のほうはまだ選択肢がありましたが、中国画なんて、ほとんどありません。
日本で一番蔵書数が多いという茶屋町の丸善ジュンク堂に行ったのですが、あるのは「日本美術」と「西洋美術」カテゴリーばかり。
まるで世界には日本と西洋しかないみたい!ですが、実際のところの大方の認識て、そうなんでしょうねぇ…
大学時代も「日本美術史」「西洋美術史」という授業がそれぞれ必修で、東洋美術史なんてありませんでしたが、私自身そのことに何の疑問も持ってませんでしたし…。
でも、そんな状況の中では、なかなか良い本が選べたのではないかなと思っています。

ぼちぼち、読んでいこうと思います。