赤いスイートピー

ほとんどテレビを観ないのですが、ネットで話題になってたり、FBで知人がシェアしてたりして、知りました。
化粧品のCMで、松たか子さんが歌う「赤いスイートピー」

松さんの歌が素晴らしいです。
オリジナルの聖子ちゃんの歌は、まさにアイドル、かわいさ100%!という印象なのですが、松さんから伝わってくるのは「言葉」。さすが役者さんです。
松本隆さんの作詞ですが、歌謡曲全盛時代の、プロの作詞家が作った詞の巧さが、松さんの力でさらに増幅されて伝わってきて、嬉しくなります。
私自身は、バンドやシンガーソングライターが主流になった、つまり作り手と伝え手が同一であることが多くなった時代に10代を過ごしていて、大いに影響を受けていますが、その少し前、「言葉の力」がずっと大きかった頃の歌謡曲を聞くと、ハッとすることが多いです。言葉を紡ぐプロと、言葉を伝えるプロの競演。こういうのにもっと出会いたいです。

【美味しい物】シンガポールラクサヌードル

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KALDIで見つけた、シンガポール・ラクサヌードルのインスタント麺。
5月にマレーシアのペナン島で「ペナンホワイトカレーヌードル」という超人気インスタント麺を買って帰り、それが大いに気に入ったのですが、これも予想以上に美味しいです。

成分表を見ると、東南アジアらしく、エビ(ペースト)入り。私のアレルギー源ですが…食べてみることにします。
ちなみにエビカニアレルギー、出る時と出ない時があります。もともと味が嫌いなわけではないし、あの旨味は魅力。エビペーストやアミの塩辛などの調味料系は、今のところ大丈夫そうなので、最近は緩く自分に許可しています。
その他、NO MSG(化学調味料無添加)、合成香料、着色料、保存料もナシとの表記。インスタント物食べながら、添加物について言うのはアレですが、食べないで済むならそれに越したことはないですし、ナチュラルで美味しいなら、それが一番です。ちなみに、タイのインスタントやレトルトも、同様な製品が多いですね。エビの旨味が、化学調味料を不要なものとしてるのかな?と考えてますが、真相はどうなんでしょうか。

お湯でスープを作って、麺を入れて7分。
見た目、真っ赤なスープで、辛いのかと思いましたが、全然問題ありませんでした。ココナッツミルクの甘みとクリーミーさが効いています。
ペナンホワイトカレーヌードルは、かなり辛いこともあって、「スープは半分残して、翌日違う料理に」アレンジするのもまたヨシ、でしたが、こちらは全部飲んでしまいました。美味しかった。また買うと思います。
ご馳走様でした!

【映画】祝宴!シェフ(總舖師)

台湾映画「祝宴!シェフ(原題:總舖師)」を観てきました。
宴会料理人たちの料理の戦いをテーマにしたコメディ映画、台湾の宴会料理がたくさん登場するということで、きっとお腹が空くのだろうなぁ…!!と覚悟して出かけたのですが、どっちかというと、私的には「料理したくなる」映画でした。それに、やっぱり中華包丁って興味深い。使いこなしたいです。誰か教えてくれないかしら。
伝統的な職人技の光る料理もいいけど、毎日の食卓で馴染みのある料理は最高だよね、というメッセージも良かったな。
あと、宴会料理人たちは、チームで戦いに挑むのですが、リーダー自身が直接的に腕を振るうことよりも、いかにメンバーを動かすかだよね、というスタイルが当たり前のように描かれていて、そこも興味深かったです。いや、多分、これはキャラ設定上の流れで、テーマでもなんでもないと思うのですが、仲間をいかに仲間にしていくか、それも実力のうちだよなぁというのが、個人的に今のテーマなので、気になったのです。
ちなみに、料理をする人間が次々出てくる中、一番シビれたのは、ローズマリーでした。ローズマリー、かっこいい。

ということで、帰ってきて早速作った晩ご飯の一品、蕃茄炒蛋。トマトの卵炒めです。シンプルなのに難しい。
今日のは、我ながら味は良かったのですが、見た目がね…。卵をふっくら綺麗な黄色に仕上げたいものです。
トマト卵炒め(蕃茄炒蛋)

炒米粉(焼きビーフン)も作りたかったけど、残念ながらビーフンの買い置きがなかったのでまた次回。

【映画】呉さんの包丁(呉桑的鋼刀)

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「呉さんの包丁(呉桑的鋼刀)」という映画を観てきました。
台湾の金門島という島で、包丁づくりをする呉さんを追ったドキュメンタリーです。

国共内戦が始まり、台湾の国民軍と大陸の共産党の戦闘となったとき、台湾の最前線となったのが、この金門島でした。金門島と厦門はわずか10kmしか離れておらず、1958年8月23日に始まった40日を超える823砲戦では、大陸側の共産党は48万発もの砲弾を金門に向かって打ち込みました。
その後も、1978年までの間、両軍は隔日で宣伝弾を撃ちあう毎日。島の人々にとっては、大変な日々が続きました。「投降しろ」「台湾には自由があるぞ」なんてビラを、お互いに撒き合っていたのですね。
もっとも、こんなことを言っては不謹慎かもしれませんが、宣伝弾の中には「缶詰」なんていうものもあったそうで;何が入っていたのかは分かりませんが、台湾側から打ち込まれたものとして紹介されていたので、美味しい物か何か、自由や経済発展を象徴するようなものだったのではないかな、と思いますが この話にはちょっとユーモラスな印象も受けました。

呉さんのつくる包丁は、こういった時代に大量に打ち込まれた、砲弾を材料に作られています。

…ということは、前にも聞いたことがあって、知っていたのですが、なんとなく、砲弾を溶かして加工して作ってるのかなー、、なんて思っていたのです。
ところが、映画で観てびっくり。呉さんは、砲弾そのままの形の金属を四角く切り取って、そのままカンカン伸ばして包丁に仕立て上げていました。まさか本当にそのままだとは!
ちなみに、823砲戦で打ち込まれた「爆発するタイプ」の砲弾はもう無いそうで、今は宣伝弾として打ち込まれた砲弾を使っているそうです。

今の金門島は、高粱酒の一大産地として有名で、島の財政はとても潤ってるそうです。バスは無料、子育て費用負担もかなり少なくて済むとか。島に戸籍のある人間には、年に3回、12本ずつ(だったかな?)の高粱酒が支給されるそうで、そんなに貰ってどうすんねん、と思わないでもないですが、どんな暮らしがあるのか、興味がわきます。さらに、台湾といえど、金門島は日本に統治されかった島。日本時代の名残があちこちに息づいている台湾本土とはまた違い、文化的な違いがより濃く感じられそうという点でも心惹かれます。
厦門からは船でわずか30分、かつては唯一、中国人と台湾人が直接行き来できるエリアだったこともあり、中国人観光客もすごく多いようですが、私も一度行ってみたいです。もちろん包丁も使ってみたいなぁ。…ついこないだ、中華包丁を買ったばかりなんですけど…こんな映画を観ると、やっぱり欲しくなります。