台湾映画「海角七号〜君想う、国境の南」DVDを観ました。気に入って2回も続けて。
日本統治時代に出会った台湾人と日本人二人の別れと、現代に生きる二人の出会いの物語が平行して描かれます。
同時に、にわかに集められたバンドの、初ライブまでの日々。
勉強不足なこともありますが、私にとって台湾は不思議でならない国です。
例えば、台湾に旅をして驚く、日本語の浸透具合や、親日文化。
特に、台湾に台湾人として生まれながら、統治時代に日本人としての教育を受けた世代の方が、日本を恨むどころか今もってとても美しい日本語で、ウェルカムな態度で、話しかけてくれること。
公式には国と認められていないという不安定さを根本に持ちながら、治安を乱すことなく、経済的に発展し、同時に日本とは比べ物にならないであろうほどの収入格差を柔軟に受け止めている様子の、かの地の日常。
驚きと同時に、感動的な気分にすらなるのです。
映画の中で歌われる「野ばら」は日本でも有名な曲ですが、統治時代に台湾でも広がり、今も親しまれているそうです。
日本統治世代の台湾のおじいさんが日本語で、若者が中国語(台湾語?)で、そして日本人は日本語で。
バンドは、台湾原住民族、大陸から渡って来た民族入り交じっての、まさに「台湾」を体現するメンバー構成。
いろいろあった両者が、その恨みサイドではなく、あたたかな痕跡を、大切に自然に、今に紡いでいるという事実の一つの側面を、この映画は見事に描き出しているように思いました。
台湾、ほんと、もっともっと知りたい国だな。

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