隠れルーツ(60’s〜70’s)

image.jpg 今日は仕事用の専門書を探しに行く夫について書店めぐり。
私のほうは特にあてはなかったのですが、本屋は好きなので気ままに見て楽しみに行きました。

そして偶然見つけたのがこの写真の本なのですが…。
著者は近代ナリコさん。
少し前に鴨居羊子さんの展覧会を見に行き、そのときに購入したのも近代さん(が、鴨居さんについて書かれた)の本だったので目に留まったのですが、今回のは「本と女の子〜おもいでの1960−70年代」タイトルのとおり、その時代の女の子向けの本がテーマのものです。

私は75年生まれなので、60年代はもちろん、70年代だってほぼ物心はない、といっていいのですが、ところがパラパラっとこの本をめくってびっくり。
知ってる本が紹介されているし、知らない本であっても、そのビジュアルには妙な懐かしさと親しみを強く感じるのです。

具体的には、サンリオの前身である山梨シルクセンターが出版したシリーズ本や、宇野亜喜良さんや内藤ルネさん、水森亜土さんらが挿画を担当された数々の本、雑誌などが紹介されています。
もちろん有名な方々ですから、その「名前」を知っているのは当たり前としても、まるで自分のルーツのように感じて新鮮。

そして、それもそのはず、幼い頃の私は自分用に所謂「かわいいもの」を買ってもらえるなんてことはほとんどなく、その代わりに目にしていたのが、近所のおねえちゃんたちのお下がりや、また、母の実家に残っていた、母含む三姉妹の持ち物。
この日記の最初に「知ってる本が…」と書いたのも、母の実家で見た本なのでした。
つまり、私の、かわいいものとかイラストレーションを代表とする「おしゃれなビジュアル」のルーツは、私自身にとってのリアル年代、80年代ではなくて、その一つ前、60年代〜70年代と言えるみたいです。

まだ中身はちゃんと読んでいないのですが、ぱらぱら、掲載されているビジュアルを見てるだけでも、その世界観やセンスにわくわくします。
今まで、自分のルーツなんてものにはいささかの興味もなかった、というかピンとこなかったのですが、その感覚も少し変わるかも。

ちなみに、写真の後に映ってるのは、同じく近代さんの「インテリア・オブ・ミー」。こちらはエッセイ集です。近代さんとの出会いにも興味をもって、一緒に購入してみました。
こちらも楽しみに読もうと思います。

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