webの波にのる

「ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書)」
佐々木 俊尚, 宝島社 680 円
読了(2010-04-07) ☆☆☆★
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ブログなどで自ら(の)情報を自由に発信できるようになる中、
無用な情報公開は何らかの被害につながる可能性もあるわけで
ある程度は知識を持ち、慎重になる必要がある、というのは一般的な認識としてあると思います。

私自身、営業用としてのサイトを持っているだけでなく、最近は割と積極的に各種Webメディアを利用しているのですが、「自らの身を守る」ということを考えると、そこでの情報の扱い方については石橋を叩いて思案してる状況でした。
そのあたりの態度について、著者の佐々木さんは「可能な限りオープンにすること」を前提に、Webを介したダイナミックな「世の中への関わりかた、世の中での在り方」を提言されています。

佐々木さんが挙げている一つの例として「エゴサーチ」、自分の名前(あるいはハンドルネーム)を検索したときに自分の発信した、もしくは自分についての情報が結果に表示されるという現実〜検索した側はそれを元にその人となりを知る、というものがあります。
最近、私の名前で複数の検索結果が出るようになってきたこともあって、このことの意味や可能性についてはまさに実感していたところ。

さらに、(これはmixiや自分のサイト/ブログ程度では感じていなかったのですが)
twitterを使いだしたあたりから、「私自身」としてより広い世の中に「ぽん」、と参加し〜ほんとに「ぽん」、と参加する感じ。すごく身軽。〜またそこに何らかの反応をもらえるという予感をかなりはっきりと感じつつあります。
自分の存在が形成されていくおもしろさ。リアルな「私」は気づいたらもうこの世にいて、物心ついた時にはすでにその存在ができあがっていたんですが、物心ついた自分が、自分の存在ができていく過程を自ら観察しているおもしろさ、も新鮮です。

twitterを使いだした後にFacebookやYoutubeなどのアカウントを次々と取ったのですが、それもこの予感が後押しになったものです。
絵を描く私、文章を書くのが好きな私、ハウスキーパーとしての私、私の好きな音楽、ファッション、読んだ本、私から見た社会とそれに対する意見…、多面的な自分を自ら編集しつつ、かつありのままに、変化も含めてダイナミックに見せることができるし、またそのことで人との出会い、新しい関係が広がって行く可能性。

具体的にどうしていくかはこれから改めて考えるのですが、この、新しい形での世の中での自分の在り方については結構わくわく、肯定的に捉えています。

ちなみに、mixiの場合は基本的に「友だち」に限定された場であり、この本で言われる「web」の世界からすると少し立ち位置がずれることになります。
最近、mixiのCMは若者向けみたいな感じになってるようですが、
年齢層がどうこうでなく、「学生時代の友人を代表とする仲間うちとの関係」のための場なのか、
「社会(に関わる)人」のための場なのか、ということで分けて考えると
mixiがCMを通して打ち出しているコンセプトも納得だし、大人が使ってても違和感はないわな、と。

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